研究計画書及び入試のための準備として必要となる作業Writing your proposal
最初の学位で人類学を学んだ人も、人類学的思考を別の専門分野や仕事にどのように応用できるか学びたい人も、文化人類学の大学院学位取得はご自身のキャリア目標を達成するよい方法かもしれません。
当大学院に入学できる可能性を大幅に高めるために、以下のことをお勧めします。
- 当大学院のウェブサイトを注意深く閲覧し、研究したいテーマを指導するのに当大学院の4人の教員の誰が最適かを考え、その理由を記述する
- 人類学者が書いた少なくとも3種類の学術書を読む:a) 興味を持っているテーマを人類学的観点から扱った著作、b) 人類学の入門書や人類学専門誌(例:『文化人類学』)、c) 指導教員として希望している当大学院の教員が書いた著作
- 研究したいテーマは今まで人類学の中でどのように語られてきたか、2~3の有名な事例を参照にしながら、自分がどこにフォーカスしたいかをまとめる
- 人類学の研究方法論に関する1冊を読んで、上記に描写したテーマに適したと思われる研究方法を記述する
- 大学院1年次の4月から修士論文を提出する2年次の12月までの約1年半の間に、興味のあるテーマを探求できるような現実的な研究計画をたてる
人類学全般の入門書Faculty Bookshelf
文化人類学の思考法
編者:松村 圭一郎
編者:中川 理
編者:石井 美保
出版社:世界思想社
発行年:2019年
フィールドワーカーズ・ ハンドブック
監修:日本文化人類学会
出版社:世界思想社
発行年:2011年